リメイク

着なくなった服を新しい形にリメイク

流行りの移ろいと共に新しい服を取り入れつつ、サイズが合わなくなったり、汚れが目立つようになったりした古着たち。
捨てるには惜しい、でもそのままクローゼットにしまっておくのも場所を取るだけ…そんなとき、古着のリメイクが選択肢として輝いています。 特に、思い出深い服たちは、ただの物ではなく時間を共有したパートナーのような存在。そんな服をリメイクすることで、新たな価値を生み出し、長く愛用を続けていくことができるのです。
リメイクと一言で言っても、その方法は多岐にわたります。
自分で行うリメイクは、服への愛着を一層深め、より大切に保つきっかけとなるでしょう。それでは、いくつかのリメイク例をご紹介します。

手づくりマスク

乾燥する季節に必要ともいえるマスクも、手づくりの魅力を加えてみてはいかがでしょう。
ちょっとした布や古着を利用して、あなただけのオリジナルマスクが作れます。デザインも機能性も、自分の好みに合わせられるのが嬉しいポイントです。

ペットの服

ペットの服は市販のものも多いですが、自宅にある古着を利用して手づくりすることで、イチからデザインした特別な1枚になります。
肌ざわり良い服を選ぶことで、ペットもきっと快適に過ごせるはず。愛情を形に変えて、大切な家族の一員であることを再認識できます。

布小物の作成

リモートワークが増えた今、自宅での快適な環境作りはとても重要。はぎれを使って色々な布小物をつくることができます。ティッシュケースや鍋敷きなど、日常生活で役立つアイテムを、余った布で作ってみてはどうでしょうか。

玄関マット

玄関はお家の顔。常に清潔感を保ちたい場所です。古着を均等な大きさにカットし、ミシンで繋ぐ、シンプルなパッチワークマットはいかがでしょうか。
厚みを出すためにキルト芯を入れると、見た目にも豪華で機能性もアップします。

これらはほんの一例です。リメイクをすることで、一つ一つのアイテムに新しい命を吹き込み、自分だけの特別なアイテムへと生まれ変わらせることができます。
そうすることで、衣服を大切にする心も育ち、持続可能な消費にも繋がるでしょう。自分だけの一品を、ぜひ楽しんで作ってみてください。

私自身、かつては家庭科が苦手で、「裁縫」と聞くだけでもうんざりしていました。
しかしリメイクは違います。型紙が必要ない自由さ、材料が足りなければアイデアを出してつぎ足せばいい。リメイクは「創作」なのです。
自分の手で世界に一つだけの作品を作る喜び、それがリメイクの醍醐味です。ちょっとしたリメイクから始めて、ぜひ自分だけのオリジナルアイテムを作ってみてください。
そして、その作品を日常生活で使用することで、リサイクルの輪を広げ、持続可能な消費を実践していくことが大切です。自分なりのリメイクを通じて、新たな価値を創造していきましょう。